決選投票の高市氏 積極財政主張、首相になっても靖国参拝、外国人受け入れ拡大「慎重に」

27日投開票の自民党総裁選で決選投票へ進んだ高市早苗経済安全保障担当相(63)は、財政政策について積極的な財政出動を主張している。

高市氏は「あくまでも、どこまでも経済成長を追い求める」と述べ、成長投資を引き出すために成長投資を引き出すための財政出動を訴えた。

また、首相に就任した場合の靖国神社参拝について「適切な時期にふだん通り、淡々とお参りしたい」と述べた。高市氏は春・秋の例大祭と終戦の日に参拝してきた。

一方、選択的夫婦別姓の導入には反対の立場だ。「戸籍上のファミリーネーム、家族一体とした氏は残したいと思っている」と強調し、通称使用の拡大を徹底する法案を提出するとしている。

外国人材の受け入れについては、総裁選の9候補を対象に共同通信が20日集計した政策アンケートで「受け入れ拡大は慎重に検討すべきだ」と回答。「一定の受け入れは必要」としつつ「地域社会との摩擦が生じている」と指摘している。

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