共産・小池晃氏「うらやましいとは全く思わない」 自民・立民の党首選論戦「信用できぬ」  今週の野党

選挙戦略や党運営、重要政策を巡る方針と、さまざまな懸案に関する野党幹部らの発言を採録した「今週の野党」をお届けします。

私こそが

立憲民主党・泉健太代表

(党勢浮揚を図って)政権交代前夜まで持ってきた。その「再生力」を国の再生に使わせてほしい。私こそが党を政権交代に導く。

(18日の党代表選候補者演説会、党首としての約3年間の取り組みをアピールして)

同盟の深化を

立憲民主党・野田佳彦元首相

日米同盟こそが基軸だ。深化させなければならない。米国をアジアの問題に関与させることが日本の役割だ。

(18日の党代表選候補者討論会、安全保障政策を巡って)

聞こえてこない

立憲民主党・枝野幸男前代表

やらなければならないことは分かっている。家計を、中小企業を、しっかりと給付で支えていく。若い人たちを応援する。しかし、ビジョンが自民党の9人の総裁候補からは聞こえてこない。

(15日の党代表選候補者演説会、物価高対策などに言及して)

生活者の目線

立憲民主党・吉田晴美衆院議員

絶対、自民党は言えない。こうした暮らしの声に寄り添うのが立憲民主党だ。私の視点は常に生活者の目線だ。

(18日の党代表選候補者演説会、持論である消費税の食料品非課税を主張して)

一丸となって

共産党・小池晃書記局長

国民から見ると、(各候補が)いろんなことを言っていて「信用できない」ということにならないか。きちんとした政治方針がまずあって、そこに向けて一丸となって取り組んでこそ政党ではないか。私は、うらやましいとは全く思わない。共産党のやり方は一番いいのではないかなと思っている。

(17日の記者会見、党首公選制を採用していない立場から、自民党総裁選や立憲民主党代表選の論戦を「うらやましいと思うか」と問われて)

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