立憲民主党 臨時党大会で新代表選出へ 上位2人による決選投票にもつれこむ見通し高まる

任期満了にともなう立憲民主党の代表選はきょう、投開票が行われ、新しい代表が選出されます。臨時党大会が行われる現場から中継です。

17日間におよぶ代表選を終え、候補者はそれぞれ手応えと決意を語りました。

立憲民主党 野田佳彦 元総理(67)
「自民党のトップが代わるっていうのは疑似政権交代だとは思いますけれども、疑似政権交代では政治を正すことも、そして政治を変えることもできない。政権交代こそ最大の政治改革だと思います。その先頭に立つ覚悟でございます」

立憲民主党 枝野幸男 前代表(60)
「あとは残された党大会での演説で、迷ってらっしゃる方1人でも多くの方に投票していただけるように頑張って、最後まで戦い抜きたいと思います」

立憲民主党 泉健太 代表(50)
「他の候補と良い討論ができたと考えています。やはり、この次に政権を担う立憲民主党の政策、姿というものをお見せできたのではないか」

立憲民主党 吉田晴美 衆院議員(52)
「もう少し時間があったら、もう少し(票を)伸ばせたかなという感覚はあります。若い世代や女性を中心に応援する声が高まっていることを感じます」

会場では午前中に地方議員や党員、サポーターによる郵便投票、いわゆる「地方票」の開票作業が行われました。

午後1時からの臨時党大会では候補者が決意を述べたあと、「地方票」の結果が発表され、国会議員の投票が行われることになっています。

JNNの取材では、国会議員票で野田元総理がリードし、枝野前代表が追う情勢となっています。

ただ、いずれの候補も1回目の投票で過半数を獲得できず、上位2人による決選投票にもつれこむ見通しが高まっています。

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