河野太郎氏「日本を前に進めるため傷だらけで改革」外相時代などを振り返り 総裁選演説会

自民党総裁選(27日投開票)に立候補した9氏が12日に臨んだ所見発表演説会で、河野太郎デジタル相(61)は、11月の米大統領選に向けた米国内の論戦について「世界の形をどうするかという議論はない」と指摘した上で、「今や日本が自由、民主主義など共通の価値観を持つ国々と連携し、どう世界の平和と安定を守っていくか、それを議論していかないといけない」と強調した。

河野氏は、新型コロナウイルス禍でワクチン接種増に力を入れたワクチン担当相時代や、各国を精力的に訪問し「スタンプラリー外交」と揶揄(やゆ)された外相時代を振り返り、「日本を前に進めるため、傷だらけになっても改革をやり遂げた実績を見てほしい」と訴えた。



ジャンルで探す