小泉進次郎氏、改憲「全身全霊で臨む」 改憲4項目は「時代の要請」 自民総裁選出馬会見

自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=は6日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、憲法改正について「最優先で取り組む課題。国会において憲法論議の推進に全身全霊で臨み、憲法改正発議の環境が整えば、ただちに発議の後、国民投票に移る」と意気込んだ。

自民党が平成30年に策定した9条への自衛隊明記などを掲げた改憲4項目について、「時代の要請で改正しなければならない」と指摘した。

小泉氏は「現在の憲法は日本が米国に占領されていた昭和21年に連合国軍総司令部(GHQ)が原案を起草し、日本政府に受け入れを迫ったものだ」と改憲の意義を強調。「日本は平和国家として世界の平和と繁栄に貢献してきた。この誇るべき伝統は今後も受け継いでいく」と述べた上で、「憲法の中にそぐわないものがあれば、自分たちの手で憲法改正することは当然のことではないか」と語った。

ジャンルで探す