小泉進次郎氏「もう議論ではなく決着をつけるとき」選択的夫婦別姓を認める法案提出方針

自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=は6日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、選択的夫婦別姓制度の導入を巡って、「首相になれば夫婦別姓を認める法案を国会に提出し、国民的な議論を進める」と語った。「議論を続けて30年。もう議論ではなく決着をつける時ではないか。一人ひとりの人生の選択肢を拡大する」と強調した。

「家族の在り方は時代によって変化するということも忘れてはいけない。江戸時代に一般的に氏の使用は許されていなかった。明治9年から31年まで夫婦別姓制度が導入されていた」とも語った。

平成8年に法制審議会(法相の諮問機関)が選択的夫婦別姓の導入を答申して、約30年が経過している。

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