次期秋田県大館市長選に日景元市議も出馬表明 三つどもえか

現職市長の次期衆院選秋田2区くら替えで予想される秋田県大館市長選で3日、元同市議の日景賢悟氏(55)が無所属で立候補すると表明した。

福原淳嗣市長(56)は次期衆院選秋田2区の自民党公認候補予定者で、早ければ8月にも市長を辞職するとしている。市長選にはすでに元同市議の石田健佑氏(27)と元雑誌編集長の麓幸子氏(62)がいずれも無所属での立候補を表明しており、三つどもえとなる公算が大きい。

日景氏は大館市出身で青山学院大卒。東京の設計・施工会社勤務後、帰郷して日景石油社長、郷土料理店やネットショップ、地域映画製作などを経て平成27年の同市議選で初当選。3期目途中の先月末、市長選出馬のため議員辞職した。

「インフラ整備、医療福祉や子育て・教育の充実に加え、行政と民間が出資する地域商社を設立し、業務委託や観光開発、地場産品加工などを行う。さらに忠犬ハチ公を縁とする渋谷区との補完し合う関係を築く」などと訴えた。

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