神奈川県綾瀬市長選告示、4人立候補で混戦模様 7月7日投開票

任期満了に伴う神奈川県綾瀬市長選が30日、告示された。いずれも無所属の新人で、不動産賃貸業で元市議の笠間昇氏(53)、会社役員で元市議の橘川佳彦氏(54)=自民推薦、会社役員で元市職員の栗原茂明氏(68)、元市議の佐竹百里氏(53)の4人が立候補した。7月7日に投開票される。

2期目の古塩政由市長(73)が今期限りでの引退を表明したが、「後継者指名はしない」と明言。市議や市職員としての経験がある4人による混戦となった。

笠間氏は道の駅の早期整備を掲げ、高齢者の移動支援などを強調する。

橘川氏は公明総支部の推薦も受け、次世代交通システムの導入などを主張する。

栗原氏はまちづくり条例の制定、大学病院の誘致や鉄道延線を提案する。

佐竹氏は初の女性市長を目指し、道の駅開設や学校給食無償化を訴える。

6月29日時点での選挙人名簿登録者数は6万7446人(男3万4062人、女3万3384人)。

ジャンルで探す