スマホでゲームをしながら車を運転 死亡事故を起こした元教諭に懲役3年6か月を求刑 弁護側は執行猶予付き判決を求める

スマホでゲームをしながら車を運転し、死亡事故を起こした男に懲役3年6か月を求刑です。

CBC

起訴状などによりますと、名古屋市西区の元県立高校教諭・伊藤啓介被告(46)は2022年5月に西区児玉の交差点で、スマホゲームの「ドラクエウォーク」をしながら乗用車を運転し、自転車に乗っていた中村区の会社員、高貝真也さん(当時55)をはねて死亡させた過失運転致死の罪に問われています。

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15日に名古屋地方裁判所で開かれた裁判で検察側は「運転よりもスマホゲームの操作に気を取られていた。単純な過失と一線を画す」として、懲役3年6か月を求刑しました。

一方、弁護側は「ゲームに注意を取られてはいなかった」と執行猶予付きの判決を求めました。

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また、裁判では亡くなった高貝さんの妻が「被告を一生、許すことはできない。法律上最大の処罰を与えてもらいたい」と意見を述べました。

判決は3月15日に言い渡されます。

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