【豪勢な新居で深まる苦悩】小室眞子さんの“孤独の日々”マンハッタンで描いた夢は叶わず、相談相手もいない 不規則な生活の圭さんともすれ違い

ニューヨーク・マンハッタンでの生活に終わりを告げた眞子さん・圭さん

 昨年11月、それまで住んでいたニューヨーク・マンハッタンにあるマンションの賃貸契約が終了した小室眞子さん・圭さん夫婦。ふたりが選んだ新居は、小室さんの勤務先から車で1時間の場所にある高級マンションだった。一帯は子連れファミリーに人気のベッドタウンで、治安の良さも問題ないが、眞子さんが抱える孤独は深まって……。【前後編の後編。前編を読む

【写真】22時に並んで帰る小室圭さん・眞子さん。他、回鍋肉をシェアする姿、圭さんが眞子さんの肩に手を回す瞬間、たこ焼きを持つ佳子さまも

「婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした」──眞子さんは2021年10月の会見で、結婚に至るまでの筋書きはすべて自らが描いたことを明かした。

 滑り出しはよかった。渡米後、マンハッタンの高級マンションに居を構えた眞子さんは、かねて希望した美術関係の仕事、それも、世界最高峰のメトロポリタン美術館(MET)での仕事にかかわるようになった。支援したのは、METの日本美術キュレーターを担当しているジョン・カーペンター氏。彼は歴代天皇の書道を研究するなど日本美術に造詣が深く、皇室とも縁のある人物だった。

「2022年2月、カーペンター氏翻案、眞子さん執筆という座組で、彼女はMETに所蔵されている掛け軸に描かれた日本画へ解説文書を寄せました。しかし、それが最初で最後の表立った仕事となりました。その後の活躍が聞こえてこないということは、仕事のオファーが来ていないのでしょう。彼女は博士号を持っておらず、ネイティブでもない。世界最高峰の美術館では通用しなかったようです」(在米ジャーナリスト)

 同年9月には、METの館長が会見で「彼女は従業員ではありません」と正式に否定。ますます眞子さんの立ち位置は不都合な状態となる。

「その後、カーペンター氏との関係は事実上決裂してしまったようです。後ろ盾を失った眞子さんが再びMETで仕事を得ることは絶望的といっていいでしょう。また、以前は小室さん夫婦を応援する気持ちのあった日本人が彼らの元から去ったり、新たな支援を断られたりしているという話もあります。ふたりはかつてない“袋小路”に追い込まれているのです」(前出・在米ジャーナリスト)

 時間を見つけてはマンハッタンの美術館やギャラリーを巡る姿がたびたび目撃されていた眞子さん。彼女がマンハッタンで描いた夢は叶わなかった。

「眞子さんの人生において初めての挫折といえるのではないでしょうか。夢破れてマンハッタンを追われるように出た彼女はふさぎこみ、豪勢な新居でほぼ引きこもりのような状態になっているそうです」(別の在米ジャーナリスト)

 それでも眞子さんには、追い込まれた状況を赤裸々に相談できるような相手がいない。実家の秋篠宮家との関係は、いまなお冷え切っているようだ。

「秋篠宮さま、紀子さまとはコミュニケーションを取ることすらないようです。唯一、連絡を取るとしたらその相手は佳子さまのようですが、眞子さんから引き継いだ公務を行ったり、ジェンダー平等に関する発信をしたりと皇室のご活動に精力的に取り組まれている佳子さまとは、以前よりも距離が生まれているとか」(宮内庁関係者)

 唯一の話し相手である小室さんは、現在、法律事務所であるローウェンスタイン・サンドラー(以下、LS)で5つの分野にまたがる関連領域を担当している。

「今年からLSは、複数の日系大企業がクライアントに名を連ね、皇室とも縁の深いアメリカの非営利団体に加入しました。また、小室さんのチームのリーダーは鉄鋼業界に精通しており、日本最大手のメーカー『日本製鉄』の顧問弁護士の座を狙っているようです。

 小室さんに求められているのは、“天皇の姪の夫”という肩書を最大限に利用して、日系大企業との契約にこぎつけることなのでしょう。出社は月に2回ほど、黒塗りのハイヤーの送迎つきだそうですが、日本時間に合わせて仕事をすることも多く、夜遅い時間帯まで拘束されることもあるそうです」(法曹関係者)

 仕事がなく暇を持て余す眞子さんと、仕事に追われ不規則な生活を送る小室さんの“距離”は埋めがたいだろう。

「これまで小室さんを主導してきた眞子さんにとって、いまの状況は相当悔しいものではないでしょうか。自分ならできるという自信が打ち砕かれ、それを誰に相談できるわけでもなく……。小室さんが、仕事後に話を聞いてくれるとも限らないでしょう。孤立無援の引きこもり生活が、小室さんとの亀裂を生んでも不思議ではありません」(前出・宮内庁関係者)

将来の天皇家「秋篠宮家」の血縁

 それでも眞子さんに「帰国」という選択肢はない。彼女は秋篠宮ご夫妻だけでなく、日本と徹底的に距離を取りたがっているという。

「眞子さんの日本に対する不信感は相当なもので、宮内庁や在ニューヨーク日本国総領事館など自分たちの“味方”である組織にも黙って行動することがありました。セキュリティー上は困ることなんですが……」(前出・宮内庁関係者)

 眞子さんの思いとは裏腹に、日本では女性皇族の扱いを中心に皇室制度改革が検討されている。現行の皇室典範では、女性皇族は結婚によって皇室を離れるということになっているが、「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」方向で調整が進む。議論が進展した背景には、公務を担う「皇族数の減少」および、「安定的な皇位継承」の問題が喫緊の課題として認識されているという構図がある。

「結婚後も皇族の身分を保持する対象として想定されているのは、愛子さまや佳子さまでしょう。しかし、いまの女性皇族が皇室に残ったとしても、皇室の喫緊の課題は解決に至るわけではありません。今後、元皇族や、旧宮家の男系男子などの皇族に準じる方々が議論の対象になる可能性は充分あります」(前出・宮内庁関係者)

 結婚によって皇室を離れた眞子さんだが、元皇族であり将来の天皇の実姉であることに変わりはない。血縁関係がある以上、彼女は生涯、皇室と無関係ではいられない。

「皇族数の確保のために対象を広げるとなれば、悠仁さまの実姉である眞子さんは真っ先に候補に挙がるでしょう。もし子供を産むことがあれば、その子も対象となるかもしれません」(前出・宮内庁関係者)

 悠仁さまに必ずお子様が誕生されるとも限らない以上、将来の天皇家である「秋篠宮家」の次世代の子供の存在は重要である。

「眞子さんは皇室の未来を左右するキーパーソンといっても過言ではありません。アメリカでの生活の如何にかかわらず、皇室に再びかかわる未来がくるかもしれない。眞子さんもそのことは理解しているでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 立ち直ることはできるか。

(了。前編から読む

※女性セブン2024年4月18日号

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