トラウデン直美「少しずつオープンになってきたのは嬉しい事」元バレー代表・古賀さんが現役時「生理不順がすごいひどくて」と明かすコメントに感銘

元女性トップアスリートからの貴重な発信となった。15日、元バレーボール日本代表の古賀紗理那（28）さんが10月19日の「国際生理の日」へ向けたイベント「働く女性と健康を考えるトークセッション ～今求められる職場におけるヘルスケアサポートとは～」で「生理不順がすごいひどくて」と現役時代の苦悩明かした。

古賀さん「女性が100%の力を発揮するために」

現役時代、生理不順で悩んだという古賀さんは「アスリートのときは特に生理不順がすごいひどくて、海外遠征とか増えてきて環境の変化や食事の変化だったりで生理が来ないというのが増えてきてアスリート時代の悩みというか不安なところではあった」と現役時の女性特有の悩みを語った。

　相談しにくい生理に関する悩みについては「朝起きたときに体温とか、今日、生理なのか生理じゃないのか、 携帯でスタッフ陣に共有するシステムがあった。それをいつもやっていたのでスタッフは理解してくれていたと思う」と周囲に感謝しているという。
　今後も自身としても「女性が100%の力を発揮するために…組織が出来ることを 考えながら模索しながらやっていけたら」と社会全体の理解を高めて行きたいとした。

トラウデン直美「一歩進める上でもすごく大切な事」

古賀さんのコメントを受け、番組コメンテーター・トラウデン直美さんも現役の選手達にも力になる貴重な機会だったと語った。

トラウデン直美:
　（生理に関して）本当にそれぞれ一人一人悩みは違いますし、感覚は違うじゃないですか…そういう所をいろいろ共有してサポートしてくれる体制があるというのは素晴らしい事です。何より、少しずつこういう話がオープンに出来るようになってきている事は、やっぱり、嬉しい事です。古賀選手のような著名な方が公の場で話してくれるという事は、こういった問題を一歩進める上でも、すごく大切な事だと思うので、貴重なお話でした。

■トラウデン直美（news23コメンテーター）
慶應義塾大学卒の知性派モデルとして、コメンテーターとしても活躍中。環境問題やSDGsについても積極的に発信を続け、環境省サステナビリティ広報大使も務める。趣味は乗馬、旅行。