メッツ・千賀滉大 「悔しいですし情けない」大谷との日本人対決でタイムリー浴びた直後に降板

■MLB リーグ優勝決定シリーズ・第1戦 ドジャース 9ー0 メッツ(日本時間14日、ドジャー・スタジアム)

メッツ千賀滉大(31)が14日、敵地でドジャースとのリーグ優勝決定シリーズの第1戦に中7日で先発、2回途中3失点で降板した。ドジャース・大谷翔平(30)との対戦では2回の第2打席に、1死二塁のピンチで初球のカットボールをライト前に運ばれるタイムリーを許すなど、2打数1安打1打点。その直後にマウンドを降り、大事な初戦で負け投手となった。

試合直前まで「今まで通りのメンタルでしたね。そんなに高ぶることもなく、平常心に近かったと思います。冷静に頭を働かせながらマウンドに上がれた」と話した千賀。

大事な試合の立ち上がりで、3者連続四球から満塁のピンチを招くと、ドジャースのM.マンシー(34)にセンター前2点タイムリーを許した。コントロールが定まらず、四球から失点と悪い流れを作ってしまった。「悔しいですし、情けない」と声を震わせたが「チームがあした以降勝つことを祈るだけかなと思うので。自分のやるべきことを継続していきたい」と前を向いた。

リーグ優勝決定Sでの次の登板はまだ決まっていないというが、リベンジの機会へ「1日でも早く、自分のパフォーマンスを上げていくことに集中したい」と闘志を燃やした。
 

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