メッツ指揮官が千賀滉大に苦言「調子が悪かった」「勝負にならない球が…」 制球難で2回途中3失点KO

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ドジャース―メッツ(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 メッツ・千賀滉大投手(31)が13日(日本時間14日)、リーグ優勝決定シリーズ第1戦の敵地・ドジャース戦に先発したが、1回3分の1で、2安打3失点で降板し、敗戦投手になった。30球を投げてストライクはわずか10球で4四球と制球に苦しんだ。ドジャース大谷翔平投手(30)との日本人対決でも1打席目は二ゴロに打ち取ったが、2打席目に右前適時打を許した。

 地区シリーズに続いて第1戦の先発という大役を任されながら試合を作れなかった千賀は「こういう結果になって悔しいなと思います。悔しいし、情けないですけど、チームが明日以降勝つことを祈るだけ。自分のやるべき事をしっかりやり続けることは継続していきたい」と悔しさをにじませた。

 メッツのメンドサ監督は「彼は調子が悪かった。彼の生命線である直球、スプリットなど勝負にならない球が多かった」と苦言を呈し、順調にいけば中4日で第5戦の先発が見込まれるが「これから数日、どのようになるかを待つしかない。第5戦にどう臨むか、起用法についても見ていくことになる。彼が立ち直るかだと思う」と復調に期待を込めた。

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