千賀滉大 2回途中3失点、30球中9球しかストライクが奪えず、4四球と制球に苦しむ、大谷にタイムリーを浴びて降板

■MLB リーグ優勝決定シリーズ・第1戦 ドジャースーメッツ(日本時間14日、ドジャー・スタジアム)

メッツの千賀滉大(31)が14日、敵地でドジャースとのリーグ優勝決定シリーズの第1戦に中7日で先発、1回1/3、30球を投げて、被安打2、奪三振0、四死球4、失点3(自責点3)。ドジャース・大谷翔平(30)との対戦は2打数1安打1打点。コントロールに苦しみ悔しい降板となった。

左ふくらはぎのケガから復帰となった6日のフィリーズ戦では2回1失点3奪三振とまずまずの登板。今季3度目のマウンドはリーグ優勝決定シリーズのドジャース戦となった。

このシリーズから7試合制で4勝先取、敵地で第1戦に勝利し、流れをつかみたいところ、しかし、本拠地の大声援を背に打席に入ったのは1番・大谷、1球目は外角高めのカットボールでボール。2球目、やや変化をかけたストレートでセカンドゴロに打ち取った。

しかし、2番・M.ベッツ(32)にはストレートの四球、3番・F.フリーマン(34)にはフルカウントから四球、4番・T.ヘルナンデス(31)にはストレートの四球とここまで16球投げてストライクはわずか3球、コントロールに苦しんだ。2死満塁から6番・M.マンシー(34)にカウント2-1からカットボールをセンター前に弾き返されて2点タイムリー、四球から失点と悪い流れを作ってしまった。

2回、先頭の8番・G.ラックス(26)にも四球とコントロールが定まらず、出塁を許すと、9番・T.エドマン(29)には送りバントを決められ、1死二塁で大谷との2度目の対決。1球目のカットボールを狙われて、ライト前へタイムリーヒット、0対3と追加点を奪われた。メッツベンチはここで千賀を降板させた。

千賀は1回1/3、30球を投げて、被安打2、奪三振0、四死球4、失点3(自責点3)。ドジャース大谷翔平(30)との対戦は2打数1安打1打点。30球を投げて、ストライクはわずか9球とコントロールに苦しみ悔しい降板となった。
 

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