大谷翔平 「野球以外を考える時間も多くなった」真美子夫人&デコピンに感謝、PSは「成績とか数字っていうのは意味がない」

■MLB ロッキーズ 1-2 ドジャース(日本時間30日 コロラド州デンバー、クアーズ・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのロッキーズ戦、シーズン最終戦に「1番・DH」で出場し、4打数1安打1盗塁で打率は.310。大谷は2024年シーズンは“54-59”で終了となった。首位打者はパドレスのL.アラエス(27)に届かなかったが、本塁打・打点の二冠王はほぼ確実。そして、メジャー26人目、DHでは史上初の「3割・30本塁打・30盗塁」の“トリプルスリー”を確定させた。ドジャースでは2011年のM.ケンプ以来、3人目となった。

試合終了後、大谷は「いろいろ記録とかありましたけど、まずは1年間安定して出られたのが一番自分の中でよかった。それに伴ってケアをしてくれた人たちもそうですし、サポートしてくれた人たちに感謝したいなと思います」とシーズンを支えてくれた人たちに感謝を述べた。

シーズン最終戦での“三冠王”も期待された首位打者争いについては「それはあまり考えていなかった。どれくらいの差があるのかもよく分かっていないですし、とりあえず自分の良い打席を送りたいなと思っていました」と数字を意識しないいつも通りの心境で試合に臨んでいた。

そして、メジャー7年目で初のポストシーズンに向けては「ここから先は、シーズン中に積み上げてきた成績とか数字っていうのは意味がないので。しっかりと自分の調子を維持する、気持ちを切らさずにその間の日を過ごしていきたいです」と気持ちを引き締めた。

最後にはシーズンを支えてくれてきた真美子夫人と愛犬・デコピンには「もちろん1人でいるより、野球以外を考える時間も多くなった。それがいい方向に自分の中でよりグラウンドにいる時に野球に集中できるようになったのかなと思って。そこはもちろん感謝したいと思います」と話した。
 

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