大谷翔平、3試合ぶり7号先制弾!大ブーイング振り払いロバーツ監督の記録に並ぶ、直近5試合3発でチームトップに浮上

■MLB ブルージェイズードジャース(日本時間27日 カナダ・トロント、ロジャース・センター)

ドジャース・大谷翔平(29)が敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席でいきなり3試合ぶりの7号先制ソロ本塁打を放った。

チーム内では試合前時点でM.ベッツ(31)、T.ヘルナンデス(31)と大谷が6本で並んでいたが、この一発で大谷が移籍後初めてチームトップに浮上。さらに球団の日本出身選手としての最多本塁打は、沖縄県生まれのD.ロバーツ監督(51)の7本だったが、大谷は早くも指揮官の記録に並んだ。

大谷は昨年12月にドジャース移籍を発表したが、その直前には一時ブルージェイズ移籍が決定的と報道されていた。その大谷が1死無走者で最初の打席に立つとスタジアムは大ブーイング。だが相手先発の右腕クリス・バジット(35)に対し、カウント1-1から3球目のスライダーを捉え、高々と舞い上がった打球はライトスタンドへ。敵地ブーイングを振り払う一発を放ち、ダイヤモンドを一周した大谷は、ベンチに戻ると満面の笑顔をみせた。

24日のナショナルズ戦では2試合連発となる6号を放ち、飛距離137m、打球速度191キロは今季最長&最速となる完璧な一発を放ち、25日は二塁打3本の6打数3安打をマーク。前日は10試合ぶりにノーヒットに終わったが、悪い流れをストップ。トロントでの初戦で豪快なホームランを放った。ロジャース・センターでは通算5本目の本塁打となり、打球速度は約155キロ、飛距離約110m。

昨年は29試合目に7号をマークしたが、今年は28試合目での7号。4月後半で調子が上がって昨季ペースを超える一撃となり、直近5試合で3本塁打と量産体制に。

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