米ツアー復帰を目指す石川遼は出入り激しく26位発進 金谷拓実は「76」と出遅れ <米国男子ツアー2次予選>

米国男子ツアーの来季出場権を争う2次予選会(Qスクール)が3日に始まり、米ツアー復帰を目指す石川遼(いしかわ・りょう)と今季の日本ツアー賞金王・金谷拓実(かなや・たくみ)が出場している。

9番パー5でイーグルを奪った石川遼

◆米国男子プロゴルフ

米国男子ツアー2次予選会(Qスクール) 12月3~6日 バレンシアCC(カリフォルニア州) 7300ヤード・パー72

 米国男子ツアーの来季出場権を争う2次予選会(Qスクール)が3日に始まり、米ツアー復帰を目指す石川遼と、今季の日本ツアー賞金王・金谷拓実が出場している。

石川遼(※写真は「三井住友VISA太平洋マスターズ」)写真:JGTO Images

石川遼(※写真は「三井住友VISA太平洋マスターズ」)写真:JGTO Images

 石川は出だしの1番でバーディーを先行させたが、3番、7番と2つのパー3でボギーとした。8番でイーブンに戻すと、9番パー5ではイーグルを奪う。しかし、直後の10番でダブルボギーを喫し、その後3つのバーディーで巻き返したが、上がりの2ホールで連続ボギーを叩いた。

 1イーグル、5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで「71」とし、1アンダー26位タイでスタートを切った。

 一方の金谷は、序盤の3番パー3でトリプルボギーを喫するなど精彩を欠き、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの「76」とし、4オーバー59位タイと厳しいスタートとなった。

 全5会場で行われる2次予選会で、カリフォルニア会場からは上位15位タイまでの選手が12~15日にフロリダ州のTPCソーグラスで行われる最終予選会に進出。最終予選会で上位5位タイまでの選手に来季米国男子ツアー出場権が与えられる。さらに40位タイまでの選手が下部ツアー(コーンフェリーツアー)への出場資格を得る。

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