難ライからも笑顔でベタピン! 今季国内初参戦の畑岡奈紗が完璧なアプローチ「入ってもイイですね、今のは」

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が公式X(旧ツイッター)を更新。国内女子ツアー「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」2日目、今季国内ツアー初参戦となった畑岡奈紗の「もう少しでイーグル」なアプローチショット動画を公開した。

バンカーギリギリの難しいライから完璧なアプローチ

◆国内女子プロゴルフ

NOBUTA GROUPマスターズGCレディース 10月17~20日 マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) 6506ヤード・パー72

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が公式X(旧ツイッター)を更新。国内女子ツアー「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」2日目、今季国内ツアー初参戦となった畑岡奈紗の「もう少しでイーグル」なアプローチショット動画を公開した。

約1年ぶりに日本で開催される試合に参戦している畑岡奈紗 写真:Getty Images

約1年ぶりに日本で開催される試合に参戦している畑岡奈紗 写真:Getty Images

 昨年の「TOTOジャパンクラシック」以来、約1年ぶりに日本での試合に参戦している畑岡奈紗。初日を2バーディーノーボギーの2アンダー、22位タイでフィニッシュして迎えた2日目。スコアを一つ伸ばして迎えた8番パー5でスーパーアプローチを披露、ギャラリーを沸かせた。

 セカンドショットがグリーン手前のバンカーの縁ギリギリで停止、アドレスも少し窮屈になるような難しライからやや打ち上げのアプローチが残った。砂を多く含んだ打ちにくそうな状況にもかかわらず、畑岡が放ったアプローチはピン一直線。カップをかすめ惜しくもチップインイーグルとはならなかったが、バーディー確実な位置に止まる完璧なアプローチとなった。

 実況アナウンサーが「あぁ~~、惜しい!」と叫んでしまうほどのスーパーショットにもかかわらず、畑岡はニッコリと笑顔でキャディーからパターを受け取る余裕の仕草。ワールドクラスの実力を訪れたギャラリーに見せていた。

 米女子ツアーで活躍する畑岡も、日本ツアーでの優勝は2019年の日本女子オープンまでさかのぼる。調整が難しいスポット参戦だが、久々の国内ツアー優勝に向け順調にスコアを伸ばしている。

畑岡 奈紗(はたおか・なさ)

1999年年1月13日生まれ、茨城県出身。2016年の日本女子オープンで国内メジャー史上初のアマチュア優勝達成。その後、プロに転向して翌17年から米ツアーに参戦。同ツアーでは18年に初勝利を挙げ、22年DIOインプラントLAオープンで米ツアー通算6勝目。日本ツアーでも、17年に日本女子オープン連覇、19年に日本女子プロゴルフ選手権、日本女子オープンの国内メジャー2勝を達成するなどツアー通算5勝を挙げている。アビームコンサルティング所属。

ジャンルで探す