「アマチュアはマネしない方がいいですね」 桑木志帆が深いラフから超絶技巧な「スーパーロブショット」を披露!

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が公式X(旧ツイッター)を更新。国内女子ツアー「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」初日、3戦連続トップ10入りと好調な桑木志帆(くわき・しほ)が2番パー4で見せたプロならではの「スーパーロブショット」動画を公開した。

深いラフからのロブショットでピンチ脱出

◆国内女子プロゴルフ

NOBUTA GROUPマスターズGCレディース 10月17~20日 マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) 6506ヤード・パー72

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が公式X(旧ツイッター)を更新。国内女子ツアー「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」の初日に、3戦連続トップ10入りと好調な桑木志帆が見せたプロならではの「スーパーロブショット」動画を公開した。

今季2勝と好調な桑木志帆 写真:Getty Images

今季2勝と好調な桑木志帆 写真:Getty Images

 優勝賞金3600万円のビッグトーナメント「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」が開幕。初日から各選手がスコアを伸ばすなか、直近3試合で連続トップ10フィニッシュを果たしている好調・桑木志帆がスーパーショットでギャラリーを沸かせた。

 1番パー5を幸先よくバーディーとしてスタートした桑木。しかし2番パー4では、セカンドショットがグリーン奥の深いラフにつかまりボギーを覚悟する厳しい状況に。

 通常のアプローチではパーセーブが難しい状況から桑木が選択したのは「ロブショット」。ウェッジを短く持ち、フェースを思い切り開いて放ったショットは柔らかい弾道でグリーンに着弾。そこから下り傾斜を転がりピンの根本にピタリと止まるスーパーアプローチとなった。

 このショットに解説を務めていた佐伯三貴は「アマチュアの人はマネしない方がいいですね。プロの技ですね」と感嘆。ピンチを脱した桑木はその後もスコアを伸ばし、前半を5バーディーノーボギーにまとめた。

桑木 志帆(くわき・しほ)

2003年生まれ、岡山県出身。21年6月に実施されたプロテストに合格し、同年の新人戦「加賀電子カップ」で優勝。23年は「ブリヂストンレディス」(3位タイ)、「資生堂レディス」(2位)、「北海道meijiカップ」(2位)、「CAT Ladies」(3位)、「TOTOジャパンクラシック」(2位タイ)などの活躍で、メルセデス・ランキング10位に入る。24年6月「資生堂レディス」で悲願のツアー初優勝を遂げ、同年8月「ニトリレディス」でツアー2勝目を挙げた。大和ハウス工業所属。

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