「課題だらけ」 苦悩続く吉田優利が国内参戦を終え心情を吐露 理想とはかけ離れた現状も日本のファンへ感謝と前進を誓う

プロゴルファーの吉田優利(よしだ・ゆうり)が自身のインスタグラムを更新。17位タイで終えた国内メジャー「ソニー 日本女子プロ選手権」の戦いを振り返りました。

「またお会いできる日を楽しみにしています!」

◆国内女子プロゴルフ

ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会 9月5~8日 かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県) 6670ヤード ・パー72

 女子プロゴルファーの吉田優利が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。

国内メジャーを終えた吉田優利が現在の心境を明かした 写真:Getty Images

国内メジャーを終えた吉田優利が現在の心境を明かした 写真:Getty Images

 9月5日から8日まで開催され、大会最少ストロークに並ぶ通算19アンダーをマークした竹田麗央のメジャー初制覇で幕を閉じた「ソニー 日本女子プロ選手権」。

 今季から米ツアーに活躍の場を移している吉田は、同大会にスポット参戦。初日から終始安定したプレーを見せ、通算7アンダーの17位タイで4日間にわたる戦いを終えました。

 試合から一夜明けた9日にアップした投稿では「まずは4日間プレーできて良かったです」とつづり、「まだまだ課題だらけで、自分の理想とはかけ離れているゴルフですが、少しづつでも前進できるように頑張ります」と心情を吐露。

 続けて「現地まで見にきてくださった皆さま」と、メジャー大会初開催となった沖縄の地に足を運んだギャラリーへ「アップダウンが激しい中ついてきてくださって本当にありがとうございました!!」と感謝の思いを記し、「タオルも完売でした! 今度受注販売も開始になるそうです」「またお会いできる日を楽しみにしています!」と喜びを伝えるとともにメッセージを添えました。

 今季から主戦場にしている米ツアーでは、ここまで「Danaオープン」の16位タイが最高位で、現状のポイントランキングでは128位と来季のシード圏(80位以内)に及ばず苦しいシーズンを過ごしている吉田。

 そんなタイミングでの参戦となった今大会を終え、5月の「ブリヂストンレディス」以来、日本のファンの前で久々にプレーを披露した吉田のもとには「4日間本当にお疲れさまでした」「優利ちゃんのプレーに笑顔と元気をもらってます」「アメリカツアーも頑張ってね」「日本からですが応援しています」など、多くの温かいコメントが寄せられています。

吉田 優利(よしだ・ゆうり)

2000年4月17日生まれ、千葉県出身。2019年プロ入り。西村優菜、古江彩佳安田祐香らと同学年の“プラチナ世代”の一人。21年「楽天スーパーレディース」でツアー初優勝を飾り、同年の「ゴルフ5レディス」でも優勝を遂げた。23年「ワールドレディス サロンパスカップ」で公式戦初制覇。23年のQシリーズで24年シーズンの米女子ツアー出場権を獲得した。国内ツアー通算3勝。エプソン所属。

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