「距離がありますが…」 難解ラインを読み切る蛭田みな美の“職人ワザ” 直前でクイッと曲がる神パッティングに称賛相次ぐ

8月22日に開幕した国内女子ツアー「ニトリレディスゴルフトーナメント」。蛭田みな美(ひるた・みなみ)が2日目の12番パー4で、難しいラインを見事に読み切るバーディーパットを見せた。

「最後の曲がり幅を読み切りバーディー獲得」

◆国内女子プロゴルフ

ニトリレディスゴルフトーナメント 8月22~25日 桂ゴルフ倶楽部(北海道) 6651ヤード・パー72

 8月22日に開幕した国内女子ツアー「ニトリレディスゴルフトーナメント」。2日目の12番ホールで見せた蛭田みな美の一打がギャラリーを驚かせた。

2日目の12番パー4でスーパープレーを見せた蛭田みな美 写真:Getty Images

2日目の12番パー4でスーパープレーを見せた蛭田みな美 写真:Getty Images

 2日目を2アンダーの15位タイで出た蛭田。前半を4バーディー、3ボギーの「35」とスコアを1つ伸ばして迎えた後半の12番ホール。

 セカンドでグリーンオンに成功し、ピンまで長い距離を残した3打目。傾斜もある中で蛭田が打ったボールはピンのやや左に向かって転がるも、カップ手前でクイッと曲がってなんとそのままカップイン。鮮やかなバーディーパットを披露した。

「見事なライン読み」「蛭田みな美が12番で最後の曲がり幅を読み切りバーディー獲得」と、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式X(旧ツイッター)には実際の映像がアップ。

「ちょっと距離がありますが……」「そうですね。上からもちょっと傾斜がありますね」と実況するアナウンサーと解説者。「しっかり打った!」「曲がる……か!?」「入ったー!」と、カップインの瞬間には驚きとともに大きな盛り上がりを見せた。「いやー見事でした」「よく読みましたね〜」と蛭田のスーパープレーを称賛し、動画は締めくくられている。

 2日目を「69」でプレーした蛭田は、トータル5アンダーの8位タイでホールアウト。決勝ラウンドではさらなる上位進出と、優勝争いに食い込む戦いに期待したい。

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