16歳張本美、飛躍の一年=卓球ファイナルズ

女子シングルス準々決勝でプレーする張本美和=22日、北九州市立総合体育館



女子シングルスで、16歳の張本美は世界ランキング3位の王芸迪に屈したが、見せ場もたくさんあった。強化中の回り込んで打つフォアの強打や、得意のバックハンドでラリーを制して沸かせた。「負けて悔しい。違う課題も見つかり、来年もレベルアップしたい」と気持ちを新たにした。
今年はパリ五輪に出場。アジア選手権では女子団体で中国を破っての優勝に貢献し、シングルスでは銀メダルに輝くなど飛躍を遂げた。「たくさんいい経験ができて、成長につながった」と振り返り、年明けの全日本選手権制覇を次の目標に掲げた。


ジャンルで探す