若隆景、浮かれず=大相撲九州場所

若隆景が厳しい攻めを披露した。宝富士に低く当たり、右からのおっつけが効果的。相手得意の左差しを許さずに寄り切った。持ち味を存分に発揮し、「いつもと変わらない。下から」。表情を変えずに言った。
右膝の大けがを乗り越え、1年前の九州場所で東幕下6枚目から再起。元関脇は7場所連続で給金を直したものの、「残りがあるので、しっかり集中して」と浮かれる様子はなかった。

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