イチロー氏、殿堂入り候補に=日本勢初選出が確実―米野球
【ニューヨーク時事】米野球殿堂は18日、全米野球記者協会の投票で決まる2025年の殿堂入り候補者を発表し、米大リーグのマリナーズなどで通算3089安打(日米通算4367安打)を放ったイチロー氏(51)=本名鈴木一朗=ら14人が新たに加わった。実績から日本人初の選出が確実視され、マリアノ・リベラ氏に続く史上2人目の満票での選出となるかが注目される。投票は12月31日までに行われ、来年1月21日に結果が発表される。
野球記者協会に10年以上在籍する記者による投票で、75%以上の得票が殿堂入りに必要。日本勢では野茂英雄氏や松井秀喜氏が過去に候補に入ったことがある。
19年に引退したイチロー氏は01年にプロ野球オリックスからマリナーズに移籍。10年連続で200安打と打率3割を記録し、外野手としてゴールドグラブ賞を受賞した。最優秀選手(MVP)と盗塁王に1度、首位打者に2度輝き、04年にはシーズン262安打の大リーグ記録を樹立した。
新たに加わった候補14人の中には、通算251勝投手のCC・サバシア氏らも含まれた。
11/19 08:28
時事通信社