仏とイスラエルサポがあわや衝突 警備員が阻止 欧州NL




【パリAFP=時事】フランス・パリで14日に行われたサッカーUEFAネーションズリーグのフランス対イスラエル戦で両国ファンが騒ぎを起こし、警備員が介入して衝突を防ぐ出来事があった。≪写真は、フランスとイスラエルとのサッカーUEFAネーションズリーグの1次リーグの試合で、イスラエル国旗を持ったサポーターに介入する警備員≫
観客が撮影してX(旧ツイッター)に投稿した動画では、会場のスタッド・ド・フランスで一部ファンがイスラエル国旗を手に観客席の列に沿って走り回ったり、口笛を吹いたりブーイングをしたりする様子が確認された。
オレンジ色のビブスを着た警備員は、双方の間を行き来しながら両グループを引き離していた。パリ警察はAFPの取材に対し、詳細な情報が入るまでコメントは控えるとした。
前週には、オランダ・アムステルダムで行われたヨーロッパリーグのアヤックス(オランダ)戦後にマッカビ・テルアビブ(イスラエル)のファンが襲撃された。地元当局によると、この事件の前日には、マッカビのファンがパレスチナ国旗に火をつけたり、タクシーを破壊したりしていたとされている。
こうした背景からこの日の試合は厳重な警備が敷かれ、約4,000人の警察官がスタジアム内外を巡回していた。また、観客席8万人に対し、観客数は1万3000人にとどまると予想されていた。【翻訳編集AFPBBNews】

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