三浦佳、また自己ベスト更新=NHK杯フィギュア
男子SPの最終滑走で登場した三浦佳は、安定感抜群の演技で自己ベストをマークした。午前中の練習ではジャンプの転倒が相次いだが、気持ちを切り替えて臨んだ本番では全て成功。左脚のけがのため練習を控えていた後半の4回転トーループもスムーズに着氷し、「跳ばないと上にいけないという思いがあった。不安はすごくあったが、きれいに決められてよかった」と声を弾ませた。
10月のスケートアメリカでマークした99.54点を早くも更新し、初の100点超え。首位の鍵山と2.74点差で臨むフリーへ、「油断すると痛い目に遭う。いったん忘れて、また一から集中し直してやっていきたい」と表情を引き締めた。
11/08 19:45
時事通信社