大谷、ダルビッシュらが闘志=同地区のライバル対決―米大リーグ

練習で笑顔を見せるドジャースの大谷=4日、ロサンゼルス



【ロサンゼルス時事】米大リーグのプレーオフ、地区シリーズは5日に開幕する。ナ・リーグでは、大谷翔平選手と山本由伸投手が所属するドジャースが、ダルビッシュ有投手と松井裕樹投手を擁するパドレスと激突。日本選手4人を含め、スター揃いの両チームの対決に注目が集まる。
4日に記者会見に臨んだ大谷は「パドレスが相手ということで、今はみんな興奮している」。第2戦では、先発するダルビッシュと対戦する見込みで、「憧れていた選手とポストシーズンでやれるというのは、自分にとってすごく大きいこと」と心待ちにした。
第1戦に先発する山本は「より高いレベルで(日本選手が)対戦できるのはすごくうれしく思う」。パドレス相手には今季2度の登板で防御率12.00と苦戦するが、「すごくいい打者がたくさんいる。とにかく全力で頑張る」と意気込んだ。
ダルビッシュはワイルドカードシリーズ(WCS)突破を決めた際、「球団としてもLA(ドジャース)というのは大事な相手。勝てるように頑張りたい」と抱負を述べるなど、気合は十分だ。
レギュラーシーズンの対戦では、パドレスの8勝5敗。5回戦制の短期決戦を勝ち抜くのは両リーグ最高勝率を誇るドジャースか、WCSを勝ち上がって勢いに乗るパドレスか。同地区のライバル対決から目が離せない。


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