張本智和は準優勝 世界2位撃破も、決勝は世界1位の王楚欽にストレート負け…WTTファイナル

張本智和

◆卓球世界ツアー ▽WTTファイナル 最終日(24日、福岡・北九州市立総合体育館)

 男子シングルス決勝が行われ、世界ランク7位の張本智和(智和企画)は同1位の王楚欽(おう・そきん、中国)に挑んだが、ゲームカウント0(2―11、8―11、7―11、5―11)4のストレートで敗れ、準優勝だった。

 23日の準決勝で世界ランク2位の林詩棟(りん・しとう、中国)をフルゲームの死闘の末に破り、決勝に進んだ張本智。過去の対戦では2勝9敗で、直近は5連敗していた強敵に挑んだ。第1ゲーム(G)は10連続失点を喫するなどあっさり取られたが、第2Gは4―7からバックハンドを振り抜き、4連続得点で追いついた。最後は4連続失点したが、粘りは見せた。第3G、第4Gも相手に主導権を握られ、押し切られた。

 前身のWTTカップファイナルズでは2021年、22年に決勝まで進み、22年は王と対戦。2―4で敗れ、ともに準優勝だった。14歳だった18年にジャパン・オープン荻村杯を制した好相性の会場で、エースは年間王者のタイトルにリベンジしたが、一歩届かなかった。

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