カヌー・スラローム日本代表の羽根田卓也がトークショー「素晴らしい」マリンピア神戸の競技施設を絶賛 去就には言及せず

立ちこぎSUPを体験する羽根田卓也(カメラ・南部 俊太)

 カヌー・スラローム日本代表でリオデジャネイロ五輪銅メダリストの羽根田卓也(ミキハウス)が22日、神戸市内の商業施設「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」のプレス内覧会に参加した。

 全面建て替えの上、26日にグランドオープンする同施設。羽根田は明石海峡大橋や淡路島を望む景観を活かした、カヌーが体験できる新エリア「LAGOON COMMUNITY PARK」内でトークショーを行った。

 初めて神戸を訪れたという羽根田は、「すごくロケーションがいい。カヌーを親しむ場というのは全国的にも少ないが、ここはアクセスが簡単でいろんなハードもソフトもそろっている。素晴らしいなと思います」と子どもから大人まで楽しめる新施設を絶賛。自身の冠大会を開くなど、競技の普及活動にも力を入れる五輪5大会連続出場のレジェンドは「子どもたちが喜んでくれると思うので、ここでぜひ、大会を開きたい」と構想を描いた。

 ショーの後半には自ら施設内での競技を実演。「足こぎカヤック」や「立ちこぎSUP」など、いつもとは異なる形で水面を滑り、「カヌーより楽しいかも!」と満面の笑みを浮かべていた。

 なお、今夏のパリ五輪で準決勝敗退後、今後については「自分と向き合って、応援してくれる方々の思いを聞きながら決めていきたい」と話すにとどめた羽根田。この日も、自身の今後の去就について言及することはなかった。

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