幕下・天空海 会心のはたき込みで3勝3敗…たき火でリラックス予定で、七番相撲へ「頑張ります」と闘志燃やす
◆大相撲九州場所11日目(20日・福岡国際センター)
東幕下5枚目の天空海(あくあ、立浪)が会心のはたき込みで3勝3敗の五分に戻した。立ち合いで西同6枚目の黒姫山(境川)に2度強烈な突き。その後、相手の動きをよく見て鮮やかにはたいた。「よかった。落ち着いてました。まあ、もう80場所くらい(83場所)やってますから」と老かいな技に胸を張った。
今年の夏場所で幕下に転落。その後は3勝4敗、4勝3敗、3勝4敗と幕下上位で苦しみ、「久しぶりの幕下で知らない若手も多い」と話すこともあった。それでも関取復帰を目指し、今場所前は十分な稽古を積み臨んでいた。
キャンプが好きで、たき火セットを購入した。この日の夜は、たき火をしてリラックスする予定であることも明かした。しこ名の由来は地元の茨城・大洗町にある「アクアワールド茨城県大洗水族館」などから。水や海を連想させるしこ名を持つが、勝ち越しのかかる七番相撲へ「頑張ります」とメラメラと闘志を燃やした。
11/20 15:37
スポーツ報知