東大初の力士で、新幕下・須山が初白星 「1つ勝つことは大変だった。1勝できてよかった」

清乃海(左)を寄り切りで破り今場所初白星を挙げた須山(カメラ・今西 淳)

◆大相撲 ▽九州場所11日目(20日・福岡国際センター)

 東大初の力士で、東幕下34枚目・須山(木瀬)が、西幕下44枚目・清乃海(玉ノ井)を寄り切って、今場所初白星を挙げた。「当たって中に入って取りたい相撲が取れた。1つ勝つことは大変だった。1勝できてよかった」と安どした。

 1番相撲から5連敗で迎えていたが「そこまで落ち込むこともなく、自分の相撲に集中できていた。単純に力がなく課題が明確だったので」と、現実を受け入れて今できる自身の相撲に集中した。残り1番へ向けては「1勝は1勝なので今日勝っても負けてもやる相撲は変わらない」と、意気込んだ。

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