騎乗停止30日間の佐々木大輔、横山琉人両騎手は調整ルーム内への通信機器の持ち込みは確認できず

佐々木大輔騎手

 JRAは11月13日、同月14日から12月13日までの30日間の騎乗停止の制裁を発表した佐々木大輔騎手=美浦・菊川正達厩舎=と横山琉人騎手=美浦・相沢郁厩舎=の2人について、調整ルーム内への通信機器の持ち込みは確認されていないとした。

 横山琉人騎手は永野猛蔵元騎手への調査のなかでLINE履歴を全て確認したところ、3月16日および5月25日に自身の調整ルーム入室義務期間外に、入室義務期間中である永野元騎手との通信を確認。また、佐々木大輔騎手は5月4日および5月17日に調整ルーム入室義務期間中に、小林勝太騎手がスマートフォンを使用して他者と通信する場に同席し、同騎手の通信行為に間接的に加わっていた事実が判明し、また小林勝太騎手のスマートフォンで撮影された写真に佐々木騎手が写っていたという。これらについて、本会の騎手としてふさわしくない非行があったものと認められるため、日本中央競馬会施行規定第147条第20号により両騎手に騎乗停止処分が下された。

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