坂本花織、今季最高得点でNHK杯3度目V ファイナル決定 千葉百音2位、青木祐奈3位 女子は今季2度目のGP表彰台独占

笑顔でメダルを持つ優勝の坂本花織(カメラ・今成 良輔)

◆フィギュアスケート ▽グランプリ(GP)シリーズ 第4戦・NHK杯 最終日(9日、東京・国立代々木競技場)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で今季世界最高得点を出し、首位発進した坂本花織(シスメックス)が152・95点、合計では今季最高となる231・88点で優勝。大会3度目の制覇を果たした。またGPでは、第2戦スケートカナダに続いて連勝。連覇が懸かる12月のGPファイナル(フランス)切符をつかんだ。日本女子では、樋口新葉(ノエビア)に続き、2人目のファイナル進出者となった。

 SP2位で昨季世界選手権代表の千葉百音(木下アカデミー)が140・85点、合計では自己ベスト更新の212・54点で2位。(SP)3位の青木祐奈(MFアカデミー)が125・29点、合計では自己ベスト更新の195・07点で3位だった。

 日本女子のGP表彰台独占は、今季2度目。GPスケートカナダでは、1位が坂本、2位が松生理乃(中京大)、3位が吉田陽菜(木下アカデミー)だった。

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