鍵山優真、NHK杯2連覇へ フリーに向けジャンプを入念に確認 SPは今季世界2位でトップ

フリープログラムに向け調整する鍵山優真(カメラ・今成 良輔)

◆フィギュアスケート ▽グランプリ(GP)シリーズ 第4戦・NHK杯 最終日(9日、東京・国立代々木競技場)

 男子フリーに向けた練習が午前に行われ、ショートプログラム(SP)105・70点で首位発進の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が最終調整。曲をかけた練習ではジャンプの乱れがあり、フリップ―ループの連続ジャンプを入念に跳ぶなど動きを確認した。

 大会2連覇に挑む鍵山は、SPはノーミスで今季世界2位の高得点をマーク。ガッツポーズも飛び出し、今大会の目標「SP100点、フリー200点、合計300点超え」に向けて好発進していた。男子は2位に三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)、3位に井達也(シスメックス)がつけ日本勢が活躍。表彰台独占がかかるフリーに向け、鍵山は「ほんとにかっこいいプログラムなので、自分自身も見ている人たち全員を盛り上げれるような、かっこいい滑りはしたい」と意気込みを語っていた。

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