武豊騎手が黄綬褒章受章「更なる競馬の発展に貢献していきたい」騎手では4人目

武豊騎手

 政府は24年秋の褒章受章者を2日付で発表し、中央競馬で歴代最多の通算4545勝を挙げる武豊騎手(55)=栗東・フリー=が黄綬褒章に選ばれた。黄綬褒章はその道一筋に業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する人物に授与される。ジョッキーでは大井の的場文男騎手(68)、JRAの柴田善臣騎手(58)、名古屋の宮下瞳騎手(47)に続く4人目の受章となった。

 武豊騎手は1987年のデビューから38年連続重賞勝利。先週の天皇賞・秋ではドウデュースに騎乗し、自身が持つG1最多勝利記録を82に伸ばした。受章に「私だけでは成しえなかったことであり、競馬に携わる多くの方々のご努力の賜物(たまもの)であると思います。これからも、この受章に恥じないよう、騎乗技術を磨き、更なる競馬の発展に貢献していきたいと思います」とコメントした。

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