河村勇輝、NBA4戦目出場も、初得点持ち越し 3P決められず  「ハロウィーン」で“完璧”忍者姿も披露

ハロウィーンで忍者になりきる河村勇輝(@memgrizzインスタより)

◆NBA グリズリーズ―バックス(10月31日、米テネシー州メンフィス=フェデックス・フォーラム)

 NBAグリズリーズで、日本人4人目のデビューを果たした河村勇輝が、ホームのバックス戦に開幕から6戦連続でベンチ入り。第4クオーター(Q)途中から出番を得て、出場4戦目も初得点はならなかった。チームは122―99で勝利し、現在通算3勝3敗とした。

 この日は、現地時間10月31日の「ハロウィーン」に合わせて、忍者の仮装を披露した河村。試合は最終第4Q、チームが115―94と大きくリードした残り2分55秒でコートへ入った。残り約1分21秒には3ポイントシュートを放つも決めきれず、またしても初得点はお預けとなった。

 河村は10月25日(日本時間26日)のロケッツ戦で日本人4人目&Bリーグ出身者から初のNBA選手として歴史に名を刻んだ。最終第4Q残り3分34秒、現役最小172・7センチの河村がコートへ。「夢がかなった瞬間は特別。ただあまり余韻に浸ることはなく、流れを良くしたいという思いが強かった」。シュートチャンスこそなかったが、残り1分14秒には、ノールックで味方にNBA初のアシスト。スタッツを残していた。

 今夏にNBAグリズリーズとキャンプ参加のための「エキシビット10」契約に合意。9月下旬に渡米し、10月からキャンプに参加した。プレシーズンマッチでは、全5試合に出場し、1試合平均約15分で3・4得点、4・2アシストを記録し、アピール。10月19日にはチームと、下部Gリーグのチームに所属しながらNBAの試合に一定数出場可能な「ツーウェー契約」を結び“昇格”した。

Gリーグは11月8日(日本時間9日)から開始。

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