河村勇輝が第4Qで約1分プレーも、NBA初得点は持ち越し グリズリーズはネッツに敗戦

◆NBA グリズリーズ―ネッツ(31日、米テネシー州メンフィス=フェデックス・フォーラム)

 NBAグリズリーズで、日本人4人目のデビューを果たした河村勇輝が、ホームのネッツ戦に開幕から5戦連続でベンチ入り。約1分プレーして、3点シュートを1本放つも決まらず。初得点はまたも持ち越しとなった。チームは106―119で敗れ、通算2勝3敗とした。

 河村は10月25日(日本時間26日)のロケッツ戦で日本人4人目&Bリーグ出身者から初のNBA選手として歴史に名を刻んだ。最終第4Q残り3分34秒、現役最小172・7センチの河村がコートへ。「夢がかなった瞬間は特別。ただあまり余韻に浸ることはなく、流れを良くしたいという思いが強かった」。シュートチャンスこそなかったが、残り1分14秒には、ノールックで味方にNBA初のアシスト。スタッツを残していた。

 今夏にNBAグリズリーズとキャンプ参加のための「エキシビット10」契約に合意。9月下旬に渡米し、10月からキャンプに参加した。プレシーズンマッチでは、全5試合に出場し、1試合平均約15分で3・4得点、4・2アシストを記録し、アピール。10月19日にはチームと、下部Gリーグのチームに所属しながらNBAの試合に一定数出場可能な「ツーウェー契約」を結び“昇格”となった。

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