関取目前の羽出山、幕内上位の美ノ海らと申し合い 新十両へ「このチャンスを絶対ものにしたい気持ちでいっぱい」

申し合い稽古に参加した羽出山(左)(カメラ・大西健太)

 大相撲の幕下・羽出山(はつやま、玉ノ井)が31日、兄弟子の東白龍(玉ノ井)らとともに木瀬部屋へ出稽古に訪れ、同部屋の関取らの申し合い稽古に加わった。幕内上位の美ノ海(木瀬)とも対戦。「(関取は)全然違いますよね。重さとか、圧力も。幕下に比べたら全然パワーも違いますし、場所が始まる前に、この圧力を稽古で感じられてよかったと思います」と振り返った。

 9月の秋場所で幕下優勝を果たし、西幕下筆頭の地位で九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)を迎える。関取を目の前にし「勝ち越せばというところなので、このチャンスを絶対ものにしたい気持ちでいっぱいです」と力強く語った。先場所中には「優勝するつもり」と宣言をして、見事に有言実行。今場所も有言実行で新十両を決める。(大西 健太)

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