新十両・若碇「自信になる」出稽古で充実の12番 稽古後は居残りで井筒親方、幕内・美ノ海から助言を受ける

木瀬部屋へ出稽古した若碇(カメラ・大西健太)

 大相撲の新十両・若碇(伊勢ノ海)が31日、木瀬部屋へ出稽古に訪れ、同部屋の関取らの申し合い稽古に参加した。幕内上位の美ノ海(木瀬)に連勝するなど12番取って5勝。「内容も悪くなかった。全然勝てなかったわけではないので、上の人に勝つことは自信になる。残り1週間半ぐらいで徐々に上げていければ」と、手応えを口にした。

 全体の稽古終了後には、土俵に残り木瀬部屋付きの井筒親方(元幕内・明瀬山)、美ノ海から実演を交えた助言を受けた。「相撲が大きいと言われた。強引になっている部分もあったので、小さい相撲を取りたい」と、持ち前の低い攻めを徹底するようアドバイスを受けたという。

 新十両として迎える九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)へ向けては「幕下上位で所作は何回かやったので、そこは心配ない。勝ち越しを目指して頑張る」と意気込んだ。(大西 健太)

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