十両から再出発の金峰山、力強い突き押しで6番取って5勝 「落ちついて相撲が取れた」と復調へ確かな手応え

十両から再スタートとなる金峰山(カメラ・大西健太)

 大相撲の十両・金峰山(木瀬)が31日、九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)へ向けて調整した。福岡市内の部屋で行われた朝稽古で、出稽古に来ていた十両・東白龍(玉ノ井)、新十両・若碇(伊勢ノ海)らを加えた申し合いに参加し、6番取って5勝。持ち前の力強い突き押しで圧倒する場面も見られた。

 7月の名古屋場所、9月の秋場所と2場所続けて11敗と大きく負け越し、九州場所は十両からの再出発となる。稽古後には「今日も昨日より全然調子がいいし、昨日はバタバタしていたけど、今日は落ちついて相撲が取れた」と語り、上向きつつある状態に手応えを感じている様子だった。(大西 健太)

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