北京五輪銅・森重航「会場を『おっ』と思わせるような滑りを」…25日開幕・スピード全日本距離別
スピードスケートの全日本距離別選手権は25日に長野市エムウェーブで開幕する。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズン初戦。各選手は試合会場で最終調整を行った。
男子500メートルで北京五輪銅メダルの森重航(オカモトグループ)は昨季終了後、個人として課題に重点的に取り組むためにナショナルチームを離れ、個別強化チーム「チームスクラム」を結成。山田将矢、山田和哉、森本拓也、大島颯己、山本悠乃と短中距離の6選手で練習を積んできた。
環境を大きく変えて臨む開幕戦。「新しい環境で新しいチームでやってきたので、チーム全員がいいレースできるように自分が引っ張っていきたい」と力を込めた。主戦場の500メートルは3年前の自身の優勝タイム34秒64を上回ることを目指し、課題のスタートで「いいスタートを切って会場を『おっ』と思わせるような滑りができれば」と意気込んだ。
10/24 15:20
スポーツ報知