バレーボール女子・大阪マーヴェラスが新リーグ開幕へ決意表明 パリ五輪代表の林琴奈「粘り強さで頑張っていく」

取材会に出席した大阪マーヴェラスの(左から)酒井大祐新監督、田中瑞稀主将、林琴奈副主将、塩出仁美副主将、宮部愛芽世(カメラ・森脇 瑠香)

 バレーボール女子の大阪マーヴェラス(前JT)が26日、大阪市内のホテルでシーズン開幕に向けた合同取材会を開いた。

 マーヴェラスは2019―20年、20―21年で連覇を達成したVリーグ3度優勝の強豪。7月に就任した酒井大祐新監督は「44試合はすごく長いハードなシーズンになる。初代女王を目指して練習してきた。最終的に笑顔で、笑って、その日を迎えられるようにしていきたい」と優勝を誓った。

 チームは今年10月から開幕する新リーグ「SVリーグ」に参加予定。それに伴い、ホームタウンを大阪市に設定し、チーム名を「JTマーヴェラス」から「大阪マーヴェラス」に変更した。10月13日に開幕するリーグ戦へ向け、攻守の要である田中瑞稀主将は「今年は新加入の選手もいるし、チームもガラッと変わった。マーヴェラスらしい攻撃のところと、パワーアップしてるところがある。長い戦いになる。誰が出ても強いチーム、勝てるチームになれるように戦っていきたい」と意気込んだ。

 パリ五輪バレーボール女子日本代表として戦った林琴奈副主将は「パリ五輪では感情が爆発するというか、感情を前に出す選手が多かった。日本人選手には必要なこと。プレーも大事だけど、そういったところも出していけたら」と大舞台で学んだことをチームに還元する。さらに、「誰が出ても強い大阪マーヴェラスと言ってもらえるように頑張りたい。見てほしいポイントはディフェンス力もあるところ。そこの粘り強さを今シーズンでも頑張っていきたい」と初代女王に向け、気合を入れた。

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