男子バレー SVリーグ初代王者目指す大阪B、エース西田が意気込み「くぎ付けになるような試合を」

新体制発表会に臨んだバレーボール男子の大阪ブルテオンの選手たち

 バレーボール男子のSVリーグが、10月に新たに開幕する。前身リーグから6季ぶりの頂点を狙う大阪ブルテオンは22日、日本製鉄堺ブレーザーズとのプレシーズンマッチ後に大阪・パナソニックアリーナで新体制発表会を開いた。パリ五輪代表でエースの西田有志は「最後に勝てば優勝。その光景を見せられるように頑張ります」と、会場に集ったファンに力強く宣言した。

 今月初旬に西田、ミドルブロッカーの山内晶大、リベロの山本智大らパリ五輪に出場した主力がチームに戻り、本格的にスタート。7日と8日に、フィリピン代表とのプレ大会に参加。14日と15日にはタイで行われたパナソニックエナジーカップに出場し、決勝ではリーグ開幕戦でも激突するサントリー大阪を3―1で破って優勝。攻撃をけん引した西田がMVPに輝いた。

 国内最高峰のリーグは今季から、SVリーグに生まれ変わる。新リーグには、昨季イタリア1部で飛躍した高橋藍(らん、サントリー大阪)、米国代表のジェスキー・トーマス(大阪ブルテオン)ら世界のトップ選手が集結する。大阪ブルテオンは10月11日に東京体育館、14日にエディオンアリーナ大阪でサントリー大阪との開幕戦に挑む。西田は「スタートのシーズン。自分たちの強みを出してやっていきたい。地上波のゴールデンタイムでも放送されるので、見ている人がくぎ付けになるような試合をしたい」と腕をまくった。

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