日本学生男子1万Mは日大のキップケメイが優勝 日本人トップは京産大の小嶋 青学大など駅伝強豪校は夏合宿中で不出場

日本インカレの男子1万メートル決勝(カメラ・手島莉子)

◆陸上 日本学生対校選手権 第1日(19日、神奈川・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)

 男子1万メートル決勝が行われ、同種目で日本学生歴代3位(27分20秒05)の自己ベスト記録を持つ日大のシャドラック・キップケメイ(2年)が28分41秒26(記録は速報値)で優勝した。日本人トップの7位は29分47秒19で京産大の小嶋郁依斗(4年)だった。

 東大大学院の古川大晃(博士4年)は日本人選手として唯一、序盤から先頭集団に食らいついた。5700メートルで先頭集団から離れた後も健闘したが、8500メートルで日本人のトップ集団に追いつかれ、30分2秒92で日本人4位の全体10位だった。

 今年1月の第100回箱根駅伝を大会新記録で圧勝した青学大をはじめとした駅伝強豪校は、夏合宿などの強化期間中のため出場しなかった。

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