拓大の不破聖衣来が復活の7位 スタートから8100Mまでトップ走り続ける 日本学生女子1万M

日本インカレの女子1万メートルに出場した不破聖衣来(カメラ・手島莉子)

◆陸上 日本学生対校選手権 第1日(19日、神奈川・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)

 女子1万メートル決勝が行われ、小川陽香(立大2年)が33分4秒54(記録は速報値)で優勝した。

 同種目日本歴代3位で日本学生記録(30分45秒21)を持つ不破聖衣来(ふわ・せいら、拓大4年)は33分12秒79で7位だった。

 不破は拓大1年時の2112月に1万メートルで日本歴代2位(当時)、U20(20歳未満)日本記録、日本学生記録の30分45秒21の好タイムをマーク。一躍、日本トップレベルの選手となったが、翌年以降は故障に苦しんだ。2年時の日本学生対校選手権1万メートル優勝、全日本大学女子駅伝5区区間賞を除くと、大きな実績を残すことはできなかった。この日、不破はスタート直後に先頭に立つと、8100メートルまで先頭を走り続け、結果以上の存在感を発揮。復活への道を走っていることを示した。

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