村竹ラシッド、110M障害でパリ五輪内定! 13秒07で初V…陸上日本選手権

男子110メートル障害決勝、優勝し、パリ五輪内定の村竹ラシッド(中央)(カメラ・小林 泰斗)

 ◆陸上 ▽日本選手権 最終日(30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 男子110メートル障害決勝で、13秒04の日本記録を持つ村竹ラシッド(JAL)が、13秒07(追い風0・2メートル)で初優勝。自身の日本記録に迫る好タイムで、パリ五輪の参加標準記録(13秒27)は突破済みのため即内定となった。

 2021年日本選手権では予選で東京五輪の参加標準記録を突破したが、決勝で人生初のフライングをして失格。悔しさを糧に鍛錬を重ね、今大会は勝ち切った。今大会男子400メートル障害を初制覇してパリ五輪代表に内定し、110メートル障害と“二刀流”に挑戦していた豊田兼(慶大4年)は準決勝で棄権。決勝は2位に高山峻野(ゼンリン)が13秒31、3位に横地大雅(Team SSP)で13秒39と続いた。

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