『月曜から夜ふかし』2時間スペシャルに、桐谷広人さんが登場。「財布は、仕切りの多いポーチで優待券の期限切れを阻止!」【お金を引き寄せる財布のヒミツ】
**********
お金に愛される人の財布やお金の使いかたには、なるほどとうなる秘訣があるのでしょうか。やっぱり長財布? 高級ブランドもの?──予想を軽々と超えるリアルがそこにはありました。プロ棋士、投資家の桐谷広人さんの財布は?(構成=山本千尋 撮影=本社写真部)
* * * * * * *
仕切りの多いポーチで優待券の期限切れを阻止!
私は食事や娯楽、身の回りのものに至るまで、生活のほとんどを株主優待券でまかなっています。現金を使うのは、優待額をほんの少しオーバーした時の端数くらいですね。
「優待生活」のきっかけは、現役棋士引退後に起こったリーマン・ショック。若手の頃から投資をしていたので、資産がピーク時の6分の1に減ってしまいましてね。現金支出を抑えるために始めたというわけなんです。
私が普段使っている財布は2つ。1つは二つ折りの財布で、現金や使用頻度の高いプリペイドカードなどを入れています。もう1つは、優待券やカード類をたっぷり収納できるトラベルマルチケースの「優待財布」。期限切れの優待券は紙切れですから、使い忘れのないよう期限の近い順に入れておくのです。
財布を選ぶポイントは、とにかくポケットがたくさんあって、細かく仕分けができるかどうか。優待券は使ったらすぐに補充しますし、レシートは必ずもらうようにして、日記と金銭帳に記入してから捨てます。
優待券の使用期限が集中する時は、1日に4〜5軒はしごが当たり前。ジムで汗を流し、映画館や展示会にも足を運びます。いかに効率よく優待券を使えるか、予定を組んでいるのです。使いきれない分は、人にごちそうすることも。忙しく見えるかもしれませんが、世界が広がり、人との交流も活発になりました。何より健康で充実した毎日が過ごせているので満足です。
あ、そろそろ映画を観に出かけないと……。行ってきます!
10/14 19:30
婦人公論.jp