ドジャースが大勝でワールドシリーズに王手 大谷は2戦連続本塁打
大リーグは17日(日本時間18日)、大谷翔平と山本由伸のドジャースと、千賀滉大のメッツによるナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第4戦があり、ドジャースが敵地ニューヨークでメッツに10―2で大勝した。
通算成績を3勝1敗とし、4年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出に王手をかけた。
大谷は「1番・指名打者」で出場し、先頭打者本塁打を放つなど4得点の活躍。先発した山本は五回途中2失点で8個の三振を奪った。勝敗はつかなかったが、リードを守って救援につないだ。
大谷の先頭打者本塁打は、目の覚めるような当たりだった。メッツの左腕キンタナの2球目。真ん中高めに入ってきたシンカーを捉えると、打球はあっという間に右中間フェンスを越えた。
打球速度は117.8マイル(約189.6キロ)。飛距離422フィート(約128.6メートル)の特大アーチを見届けると、大谷はドジャース側のベンチに向かって左手を突き上げた。そして、悠々とダイヤモンドを1周した。
前日の第3戦の八回に放った3ランに続く、2打席連発。自身ポストシーズン第3号となった。
第2~4打席は四球を選んで出塁し、いずれも本塁に生還。リードオフマンとして、好機を作る役割も果たした。
第5戦は、18日午後5時8分(日本時間19日午前6時8分)に試合開始予定。(ニューヨーク=安藤仙一朗)
10/18 09:54
朝日新聞社