明豊が優勝 2季ぶり21回目 九州地区高校野球大分県大会

五回途中から登板し、好投した明豊のエース寺本=2024年10月6日午後0時23分、別大興産、大村久撮影

 第155回九州地区高校野球大分県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の決勝が6日、大分市の別大興産スタジアムであり、明豊が柳ケ浦との接戦を制して2季ぶり21回目の優勝を決めた。決勝を戦った2校は26日から大分市と佐伯市で開かれる九州大会に出場する。

 明豊は九回裏の2死満塁ピンチをしのぐと、延長十回、途中出場の坂田の犠飛で1点を勝ち越して逃げ切った。柳ケ浦は相手を上回る12安打を放ったが、及ばなかった。

 明豊は3季連続30回目、柳ケ浦は7季ぶり18回目の九州大会出場となる。明豊の加来航志郎主将は「自分たちが目指す甲子園に出るために、一戦一戦必死に戦っていきたい」と抱負を語った。柳ケ浦の田原光太郎主将は「一球に集中して、春の選抜大会に向けて全員で全力野球していきたい」と意気込んだ。(大村久)

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