「何よりも…」久保建英、レアル・ソシエダと契約延長した理由とは? 「契約更新がクラブにとって…」

【写真:Getty Images】

 レアル・ソシエダは現地時間12日、サッカー日本代表MF久保建英との契約を2029年まで延長することを発表した。スペインメディア『EL DESMARQUE』は、2027年までの契約を結んでいた日本人選手が、ソシエダと2年間契約を延長した理由について報じている。

 久保は2022/23シーズンにレアル・マドリードからソシエダに完全移籍で加入した。移籍後の久保はシーズンを通してチームの主力としてプレー。1年目は35試合に出場、9得点6アシストを記録して、クラブの10シーズンぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得に貢献した。

 2年目の今シーズンは、18試合に出場し6得点3アシスト、9月には日本人初の月間最優秀選手賞を受賞するなどチームの主力としてますます存在感を高めている。2027年までの契約をさらに2年間延長した理由について、同メディアはクラブメディアに語った久保の発言を紹介している。

「何よりもチームメイト、ファン、そして(クラブの)マネージメントとのフィーリングがいいんだ。それが僕をここまで導いてくれた」

 さらにソシエダとサッカー選手が手を携えて進むことの重要性について「クラブにとって、若いサッカー選手が成長することは重要。なぜならクラブも(選手とともに)成長するからだ。僕たちは手を携えて歩まなければならない。クラブの良いことは僕のためになるし、僕にとって良いことはクラブにとっても良いことだ」と強調した。

 久保との契約を更新した週に、ソシエダはチャンピオンズリーグのラウンド161stレグでパリ・サンジェルマンと対戦する。久保は「契約更新がクラブにとって今週のニュースになってほしくない」といい、「個人的には、今週のニュースが(パリとの試合の)勝利であることを望んでいる」と、大一番となる試合に向けての意気込みを語った。

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